昨日買ったモカで珈琲をいれて飲む。こくこく。おいしいし香りもいい。いい豆屋みつけたぞ。その名もマウンテン。近鉄東生駒の駅から国道168号をちょっと北に行ってマンションとマンションの間を右に入って左側のビルの一階にある。
http://www.pcassist.co.jp/web/03_06/mountain/index/
実はこのお店、シルクロード(http://www.silkroad-bike.com/)で常連さんに教えてもらったところなのだ。前店長時代からの付き合いらしく、シルクロードのサイト内には次のような記載が見られる。
http://www.silkroad-bike.com/diary2001_01.htm

[ 売るものは違っても… ]
夜10時くらいなって、常連のHさんがやってきた。彼は去年の10月から、東生駒でコーヒーショップをしているのだが、ここのコーヒー豆は自家培煎でとてもおいしく、特に香りがすごくいい!今日も一袋差し入れてくれたのだけど、袋に入っているのにカバンから出したとたん、店の中はいい香りでいっぱいになる。お店をはじめて3ヶ月になる彼と、仕事についていろんな話に花を咲いた、業種は違えども彼も好きな物に「こだわり」を持って売っている、豆の種類にこだわり、培煎にこだわり、コーヒー種類や入れ方もお客さんにアドバイスして、専門店としてただ売りっぱなしでなく、プライドを持って商売をしている事はうちと同じ。お互い年が近いこともあって、彼がお店をはじめる前から、仕事についていろんな事を語り合ってきた。

そんな彼がお店をはじめるにあたって、うちのお店が参考になった事があるのだという、それは20数種類もある豆をお店で飲んでみる事が出来るという事、お客さんにとって味も分からない豆を100gでも買ってみるというのは、勇気のいる事。しかし一杯飲んでみてからなら、新たな発見も出来るかもしれない。うちが高級な自転車を試乗させるのを見て、コーヒーも試飲してもらおうと思ったそうです。
売るものが違ってもがやる事は同じ、ただ見ているだけでは、豆も自転車も良さなんて分かりません、お店にとっていろんな価値観を持っているお客さんに、商品の特徴を伝えて、もっとも合ったものを理解してもらうのは至難の技。こちらはプロだからお客さんの用途を聞いて、もっともベストなものを薦めていても、それ自体をお客さんが納得しなければ意味が無いということ。だからうちでは「リジットしかいらない」といわれても、一度「フルサス」に乗ってもらうし、その逆もある。「硬いフレーム」が好きだと思っていても、「ほど良いしなり」のあるものが気にいる時もあり、その両方を試して初めて自分に合う方向性が分かる。

同じような事はコーヒーであっても言える事で、彼はそれが参考になって試飲してもらう事を自分のお店でもはじめたのだと言う。僕自信、自分の良いと思うものだけを薦めるのは、間違っていると思っている。人それぞれの好みがあり価値観がある、例えて言うなら「和食、洋食、中華」のどれが一番おいしいかは、個人の好みであり、それぞれに長所短所がある。最終的にどのバイクを選ぶのかはお客さんの好みであり、お店がお手伝い出来るのは「味見」してもらうことと、短所を教えてあげる事。

 まあ例によっていろいろ前店長の持論が熱く語られているわけなのだが、ここの珈琲はそんなことわからなくても最初の香りで美味しい珈琲であることがよくわかる。ほんとにいい香りをしているし、いれてみてもえぐみの少ない良い豆。まあおいらの好みもあるのだけどね。
 そしてなんと奈良県月ヶ瀬村産の紅茶を売っている。昨日まで私は奈良県月ヶ瀬村で紅茶が作られていることさえ知らなかった。「和」のテイストが感じられるやさしい味の紅茶だそうだが、なかなかレアな紅茶だと思う。他のカフェや喫茶店で見たことがない。今度試してみよう。
 人は自分にないものを他者に求めると言う。物にこだわりを持つというマニアっ気がない私は、シルクロードやマウンテン生駒のような、こだわりを持った店長さんがいるお店が好きなのかもしれない。